コサイン花壇のお手入れや、ミニトマトの収穫をしていると、
光と水と空気が必要なことを実感します。
どれかひとつ足りなくても、花壇の花はキレイな花を咲かせてくれませんし、
トマトは赤くなりません。
もちろん樹木も、太陽の光をエネルギー源に、
空気中の二酸化炭素と根から吸い上げた水を組み合わせて、
葉っぱや幹などの体を作っています。
そのため、樹木の体には長い年月育った環境の痕跡が刻まれます。
私たちは、毎日その痕跡を見ながらものづくりをしていますが、
今回は、ひょっこり顔を出した「節」と「カナスジ」を見てみたいと思います。
樹木は、太陽の光を求めて枝を伸ばします。
成長するために枝のない樹木はなく、幹の外観に枝の跡形が全くない場合でも、幹の中には成長時の枝が包み込まれています。
この幹に残った枝が「節」です。
そして樹木は、土に根を下ろしている長い年月、地中のたくさんの栄養分を導管を通して吸い上げ、
幹や枝、葉や花にその要素を送り成長していきます。
地中には「鉄分」も多く含まれ、
その鉄分が固まった部分が「カナスジ」とよばれる部分です。
樹木は育った土地の気候風土に適応しながら成長しますので、
同じ樹種でも性質や表情に違いが出ます。
「節」や「カナスジ」は、その成長過程の記録であり
一本一本の木の個性として見ると面白いですね。



