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川尻 明世志 simple and modern  [【旭川発】あなたのためだけに作るオーダーTVボードができるまで]

 
simpleandmodern
 

─ 初めに ─

これから紹介する家具はコサインの製品ではありません。
なぜならコサインではオーダー家具を承っていないからです。

ですが同じ家具作りに携わっているという観点で、
オーダー家具が出来るまでの一連の流れをご紹介します。

─ ─ ─

WEBで私のページや動画を発見してくれ興味を持ってくれた方から
たびたびお問い合わせをいただいているわけですが、
それはページに当然載せているべき「価格表」が見当たらないからです。

それはあえてそうしたのですが、
その理由は価格競争に巻き込まれたくないという理由からです。

ご存知のようにものづくりの工場は価格競争に疲弊しており、
中には仕事を請ければむしろマイナスという笑えない状況にある会社も
少なくありません。

ここで価格の話をしますが、
価格とは対価に見合ったものであるということです。

分かりやすく言いますと、
決まった形、決まった色のものは大量生産ができます。

それに対して一本一本手作りのものは二つとして同じものはありません。
ですから対価(=付加価値)という意味では、あなただけの家具作りをするのですから
それに見合った価格であるということです。

では、ここで一つの事例を紹介します。

オーダーTVボードができるまで

TVボードのご依頼に始まり、数度のプラン提出、そして承諾を得るまで
打ち合わせを重ねてようやく工場手配となりますが、それでは終わりません。

ここからは工場との製作の細かな打ち合わせをさらに重ねていきます。
そして製作が打ち合わせ通りに進んでいるかを確かめるために細かに報告してもらいます。

今回は
一般の方にはお見せすることのない木取りの段階からの過程をお見せしようと思います。

この段階では何も分かりません

simpleandmodern これは木取りを終えた段階で
普通の人はただ材料を並べているとしか見えないと思いますが、
この写真こそこの家具の強度を表しているのです。

どういうことかと言うと、
通常の量産家具に多いフラッシュ構造としていないことがわかるからです。
建材の断面を見ていただくとコア材がはいっていることが分かるはずです。

このような構造にした理由は家具の耐久性が飛躍的に伸びるからです。

ちなみにフラッシュ構造とした場合の原材料費に比べ3倍以上となります。

 
パーツ作成

simpleandmodern 家具の作り方の基本に
「小さなところから作る」というルールがあります。

はやる気持ちを抑えるということです。
DIYにも同じことが言えるので覚えておくと良いでしょう。

 
内部のパーツを仕上げていく

simpleandmodern 組立を始めるまで内部のパーツの仕上げを注意深く続けていきます。

 
扉の加工

simpleandmodern simpleandmodern
このフロート式TVボードの最大のデザインの特徴は扉にあります。
その理由は簡単には真似できない構造にしたからです。

ですから多くの工場から「当社では作れない扉です」と言われて
断られたことも少なくありません。

 
箱の組立。肝心な部分は背面

simpleandmodern simpleandmodern
このTVボードの秘密が分かるほどの貴重な写真です。
プロが見ればどれほどの強度があるかが分かるはずです。
さらにこの写真から分かることは

単にノックダウン式(横のパーツと縦のパーツを接続する)としているだけではなく 側板部分の建材を手張りとしていることが分かります。

こういう小さな部分を疎かにしないのが手作りのオーダー家具なのです。

 
完成

simpleandmodern 扉を取り付けて完成しました。

ガラスのラインが一直線となっているデザインです。


 
扉の調整

simpleandmodern 扉を開いた時に角度の差が出ないように金物の調整をします。
ましてバタンという音など決してしません。

 
梱包

simpleandmodern 家具の梱包も配送業者さんにより変わりますが
近年の家具配送業者さんは比較的簡易な梱包でも無傷で届けてくれるように
なっています。

ですが傷が付きやすい部分はしっかりと養生をしています。

 
現場設置写真を待つだけ

このTVボードがオーナー様の家に届き、
設置が完了してから写真をいただくこともあります。

どんな風に見えるかが非常に楽しみです。

 
最後に伝えたいこと

TVなどでもたびたび扱われるものづくりは、
単に工場の規模、職人さんの技術に注目が集まりがちですが、
もっとも大切なことは人との繋がりです。

この繋がりが単に利益追求のものだったり、
設備の整った生産性のある工場を選んだものだったりすれば
長続きはしないと思っています。

あくまでも一人のために心を込めてものを作ることが
本当のものづくりだからと思っているからです。

そしてこのTVボードを全国へ向けて送れるようになったのも
人の繋がりがあったからでした。

工場を紹介してくれた人、工場での製作を引き受けてくれた人、 影で汗を流して製作してくれる職人さんたちがいなければ決してできないからです。


お問い合わせをいただき、プランを二度三度と作り直し、
図面が承認となっても正式なご依頼をいただけないことも数の中にはありましたが
私からご返事の催促をしたことは一度もありませんし、その後の売り込みも決してしません。

その理由はここで紹介したTVボードについては量産ができないものなので
本当に手作りの家具が欲しいという方だけにお届けしたいと思っているからです。

カワジリデザイン 川尻 明世志
 
 
 
 
 
 
 
 
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メディア掲載情報

『トク旅北海道』2017にコサイン旭川本店情報が掲載されました

掲載情報

2017/06/01
[掲載内容]コサイン旭川本店の情報を掲載して頂いています。

『CONFORT No.156』にてコサインの子ども家具が紹介されました。。

2017/03/10
ハンガー(子ども用)、子どもラック、お絵描きシェルフを紹介して頂いています。

『Interior Shop File Vol.13』にてコサイン旭川本店とコサイン青山が紹介されました。

2017/03/10
コサイン旭川本店とコサイン青山の詳しい情報が掲載されています。

 

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