ドイツ紀行 「ケルン国際家具見本市」 Vol.10

そもそも、今回の「ケルン国際家具見本市」に出展する
ことになりましたのは、世界の中で常に高い品質を求め
伝統的にもの造りのノウハウを蓄積してきた地域にスポ
ットを当てるプロジェクト「グローバローカル」に、総勢25
のドイツと日本の参加者による、二国間の全面的な協力
の輪の中で実現したプロジェクト、デザイン、そのデザイ
ナーと協力メーカーにより作り上げられた作品を、当会場
で展示発表する事からでした。

旭川の家具作りの技術のすばらしさ、木材はただの資源
だけでなく、分別と敬意を払って使われる自然の一部と
感じ、そこである人の活動の歴史を知り、最終的には気の
合う人達と知り合う事が、グローバローカルは現実のもの
となりましたと、主催者の一人であるウルフ・U・ワグナー氏
(デザイナー/DDC海外担当役員/グローバローカル首唱
者・コーディネーター)の話でした。

グローバローカルに参加しました旭川家具メーカーは、


・クラフト&デザイン タンノ
・株式会社コサイン


・株式会社 インテリアナス


・株式会社 匠工芸

【グローバローカルプロジェクトの進行】

・ウルフ・U・ワグナーはグローバローカルのアイディアを持って
、世界でものづくりをしているローカルエリアのリサーチを始め
ました。そして日本の旭川へたどりついた。

・ドイツデザイナークラブ(DDC)はドイツ国内及び日本をベース
とするデザイン提案を呼びかけました。

・参加者の最終選考はDDCと旭川家具工業協同組合が行い、
プロジェクトのコンセプト作りが始まる。

・2010年3月にドイツにおいてドイツ側のプロジェクト参加者の
打ち合わせが行われた。

・テーマは“腰かける家具”。それについてドイツのデザイナー達
には、旭川の伝統や技術をデザインで表現することが求められた。

・日本側からのデザインの代表作品は、日本とドイツ、両国からの
参加者が審査員となって共に選定した。
日本からのデザインは既に在るものの中から選ばれた。

・ドイツから提案されたデザインを形にする日本の家具メーカーは、
旭川家具工業協同組合によって選定された。

・ドイツの参加者達(デザイナー)は家具のコンセプトと図面を日本
の参加者達(家具メーカー)に提供しました。

・詳細について何度も何度もデザイナーと造り手が打ち合わせを重
ね、デザインは形になりました。

プロジェクトにあてられた期間は極めて短く、家具が出来上がって
から次のステップとなった様々なメディアワークなどもまた、大変な
作業となりました。

最終的にプロジェクトのプロセスは模範となるようなものとなり、完成
に至りました。

<カンディハウス資料参照>


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