コサイン

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cajon カホン
 

 




 コサインがカホンをつくることになったのは、2003年の春。
それまでは社長も社員も、「カホン」のカの字も知らなかったのです。
出会いは突然やって来ました。
社長・星幸一の知人が「相談があって」と、筑波大学附属小学校教諭の高倉弘光さんを連れ立ってコサインの事務所を訪れたのです。

高倉先生: 「カホンという楽器を、音楽の授業で使いたい
のですが、人数分40台つくれませんか」
星: 「カホン?写真を見る限りでは…巣箱?ごみ箱?」
(ああ、我ながらセンスのない発言)
高倉先生: 「カホンは南米ペルーで生まれた体鳴楽器。
腰掛けて打面を手で叩いて楽しむものです」
――――― ピン!!と閃く社長・星。 ―――――
星: 「ってことは椅子並みの強度が必要ですね。
つまりスツールにもなりますね?!」
 
ここから話はトントン拍子。
11月には無事40台を筑波大学附属小学校に納品したのでした。

 

 



コサインカホンの生みの親
国立大学法人
筑波大学附属小学校教諭
高倉弘光さん
 
       
 


 コサインは、たんに製品をつくって売るだけのメーカーではありません。
木という天然素材でものをつくり、それを媒介にして使い手であるお客様や子どもたちと、楽しいことや新しいこと、役に立つことを探していきたいと思っています。
  2003年末にカホンをコサインの製品としてラインナップしたのは、音に関わるものづくりによって、子どもたちとふれあい、何かを伝えたいと考えたから。製品化後は、おかげさまで地元旭川の幼稚園や小学校からも注文をいただき、少しずつ輪が広がってきているのを感じています。

 

 

幼稚園へ納品
 
       
 


  絵本作家あべ弘士さんと一緒に取り組んだ「あべカホン計画」も、そんなコサインの活動をもっとみんなに知ってもらう目的がありました。そしてあべさんと出会い、協力しながらカホンをつくっていく中で、「旭川発のオリジナルのものづくり」のさらなる可能性を実感!上野動物園に次ぐ入園者数を誇る「旭山動物園」と関連付けた製品の開発など、旭川ならではのものづくりに、新しい展開を考える意欲が湧いてきたところです。

 

 

 
 
       
 
さて、カホンを叩くってことは、ただ楽しいだけなんだろうか?
スツールとしても使えることから、いつも部屋に置いておける楽器であるカホン。
子どもたちにとってどんなイイコトがあるんだろう?
高倉先生に聞いてみました。
 
         
 


カホンはラテンアメリカで発達したパーカッション。
19世紀、ペルーの黒人奴隷たちが苦しい生活の中で唯一の楽しみとして、
主人に隠れて箱を叩き始めたことから生まれたと言われています。
非常に単純な構造もうなずけますね。

コサインのカホンを使って、本校の音楽室ではこんなことをしています。
授業風景
   1.先生のまねっこ 私の叩くリズムを子どもが真似をします。
慣れてきたらシュッとこすったり、
爪で鳴らしたりします。
   2.音回しリレー 車座になって順番を決め、ひとり1回ずつ、
前の人と違う音を出していきます。
これで曲がひとつでき上がるんですよ。
   3.リーダー探し 車座の真ん中に鬼が目隠しをして入ります。
輪の誰かが3回いろんな音を出し、
鬼が誰が打ったかを当てます。

こんなふうに、いろいろな遊び方を考えて実践するうちに子どもたちは、
ひとつの楽器でもいろんな音が出ることを発見し、小さな音にも耳を傾けるようになります。
リズム感が養われ、音と戯れる楽しみを知るきっかけにもなると思いますよ。
 



 
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