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長原 實の「みのる塾」  [第3話]

家具メーカーとしてスタートしたんですが、なぜインテリアセンターという名前がついたかというと、たまたまその出資者の中の1人に建築家の方がいらっしゃってね。
皆さんご存知でしょうか、4条の21丁目に三井設計という会社があります。建築の方は知ってらっしゃるかもしれませんね。その三井さん、1年前だったでしょうか、亡くなられましたけれど、今は息子さんがやっていますね。
その三井さんが、「お前、長原木工なんて名前つけるなよ」って言うんですね。私も最初から自分の名前の会社を作ろうとは考えていなかったんです。
というのは、周りの人から8割のお金を出してもらって、私は2割しか出していないわけですから、とても自分の名前を使える会社だとは思っていません。

みのる塾 何か技術的な名前をつけようと思っていたんですが、これからの時代はインテリアだと、その建築士の方のご意見があって、それも悪くないなぁという思いから、出資者の1人の意見を取り入れて株式会社インテリアセンターという名前をつけたのが最初の社名です。
私は、それなりに気に入っていたんですね。

しかし、4、5年経つと、インテリアという言葉が流行り言葉みたいになって来まして、いろんな業者の人がインテリアを使うようになったんです。

例えば、カーテンの人もインテリアだし、人によっては内装工事から畳屋さんまでもインテリアを使うようになりました。
それから、壁にクロスを張る仕事、表具屋さんというか、こういう人もインテリアを使うようになってですね、全国にインテリアを使った名前の会社がたくさん出て来たんですよ。

みのる塾 これは段々まずくなって来たなということで、資料の中に「HOCK」というロゴがありますね、これを作ったんです。
このロゴにどんな思いを込めたかというと、まず1つは、丸い輪の中から人間が頭を出しているというイメージです。

これは、私がずっと考えてきたことなんです。どういう会社にするかというときに、一つは「出る杭は打たれる」という言葉がありますね。

役所なんか典型的にそういう組織です。それではいけない、出る杭を打ってはいけない、出て来た杭は伸ばさなければいけない、社内の人材教育というか、社員の能力を高めるためにも、個性を高めるためにも、この輪から頭を飛び出すというイメージなんです。
それがインテリアセンターのiの小文字につながっていますから、このロゴが出来たということです。

もう一つ意味合いを言えば、業界の輪というのは三権分立なんですね。

その三権の中で一番頭が上がらないのが製造者です。問屋さんに抑えられる、という状況ですから。この業界の輪からも飛び出したい、抜け出したい、という思いがこのロゴに込められているんです。
そして「HOCK」という言葉を添えたのは、大した意味はなくて、北海道なんです。

私は北海道でやりたいという思いですから、北海道のローマ字表記は「HOKK」になりますが、それじゃ面白くないから、「HOCK」にしたというわけです。

これが最初の会社のロゴマークです。
 
長原 實「みのる塾」4話へ続く
 
 
 
 
 
 
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