『シャッター日誌』のトップ

2004年10月

            

2004年10月13日(水)

楽しいブログを始めます!

今月からスタートした新ページ。

コサインの社長星幸一が、日常の中で見つけた美しい風景や面白い出来事、
いろいろな思いを、自ら写した写真とともに紹介していきます。

みなさんもどうぞ、温かいコメントで社長を応援してください。
よろしくお願いします。

WEBMASTER より。

WEB STAFF 2004.10.13. 12:11 | | コメント (0)
            

2004年10月14日(木)

はじめまして

弊社ホームページにお立寄りいただきました皆様、 はじめまして。

WEBMASTER のゴーサインが出ましたので、待ちに待った(私がです。)新ページがスタートします。タイトルは「星幸一のシャッター日誌」、その時々の感じたこと、思いついたこと、伝えたいことなどをひとりごととしてお伝えします。
 まずはじめは私の顔写真から載せようと思いましたが、魔除としてお気に入りにされては困りますと、WEBMASTERから却下されてしまいました。ですからまずは、コサインの社屋から見てもらいましょう。

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 「かわいい!」「プリンみたい。」なんて言われています。左隅の建物が事務所で、中に私を含め5名が業務しています。一方の黄色い建物が工房です。12名の作りたがり屋がモノ作りに没頭しています。 どうぞよろしくお願いします。

 皆様からのご意見、ご希望を楽しみに待っています。 ありがとうございました。

cosine 星 2004.10.14. 12:10 | | コメント (0)
            

2004年10月15日(金)

工房の周りはお花畑

皆さんこんにちわ!
なぜか「こんいちわ」とキーボードを叩いてしまうのは私だけでしょうか?
今日の旭川のお天気は、朝から青空が広がり爽やかです。
さすがに朝の気温は一桁で寒~い。 でも日中は暖かいので、春と勘違いした猫柳を見ました。

さて、今日もコサインを紹介します。
コサインは旭川市の木工団地の一角にあります。 この団地の組合員の集まりはユニークで、普通木工団地と言えば家具メーカーの集まりを想像されると思いますが、ここは製材工場から始まり、総合家具メーカー・収納家具・椅子・建具・什器・集成材・家具塗装・木工機械刃物研磨のメーカーからなる組合(団地)なのです。 1箇所で木製品をまかなってしまえます。

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その団地の入口の1角にコサインはあります。 敷地面積550坪内で、作りたがり屋が品質、機能、デザインにこだわった生活具を作っています。 工房の周りにはお花畑と野菜畑があり、毎年お花や野菜作りを楽しんでいます。
今年もこんなに素敵な花々が咲きました。

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今年は花文字「cosine」に挑戦しました。
屋根に登って写して見ましたが、見えますか? なかなかの出来でしょ。 

この他にトマト、枝豆、大根なども植えられ、おやつ代わりになったり、枝豆と焼肉で秋の収穫祭をしたり。最後には大根を収穫して冬を迎えます。

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コサインの敷地内の環境整備から、お花作り野菜作りまでの一切を賄ってくれているのがスタッフの菅原寒子さんです。 休日も関係なく世話をし、収穫時期に合わせ昼食の食卓にトマトや大根おろしが上がり、皆でいただきます。
やっぱり菅原さんも作りたがり屋でした。 菅原さんに感謝して本日は終わり。

cosine 星 2004.10.15. 11:40 | | コメント (0)
            

2004年10月16日(土)

北海道の紅葉は必見です。

皆さ~んこんにちわー


早朝に雨が降っていたようですが、私は知りません。旭川の今朝7時の気温12度、もちろん氷点下ではありません。 昨日は4度だったのに、これって三寒四温なのでしょうか、今朝の新聞によりますと北海道の大屋根「旭岳」に初冠雪が15日に確認されたと載っていました。観測史上一番遅いそうです。 昼間はとても暖かく、春と勘違いした草木が花を咲かせています。 しかし一方では紅葉も進み冬に向かっています。


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先日旭川から1時間離れた温泉地に向かう途中で見かけた紅葉をパチリ。 イタヤカエデと親類のモミジの葉が黄色く染まりとても綺麗でした。 今年は、台風18号の影響で葉っぱがいじめられて、枯れている物もあり例年より美しさに欠けるかもしれません。 

皆さんは、ご存知でしょうか 来年出る芽が今年の葉を押し上げて、落ち葉になることを、一度確かめて見てください。


さて、何をお伝えして良いかと思うとき、先ずはコサインのことを知っていただきたいので、コサインの家具が皆様の手元に、届くまでを日誌とします。 さっそくですがコサインは、木材の良さを目一杯生かし品質・機能・デザインを大切にした生活の道具を作っています。 ですから時計からラック、スツール、ランプ、ミラー、キッズまで、沢山作っています。 

そこに使用しています木材は、北海道産のイタヤカエデを主材とし、その他にナラ・サクラ・ウオルナットといった材料も使用しています。最近は北海道産の材料も少なくなりウオルナット材と同じ輸入材に、一部頼っています。 

皆さんは、木材の伐採時期を知っていますか、木材の繊維の中に一番水分が少ない冬に伐採されます。 伐採された木材は、直ちに製材工場に運ばれ規格の厚みに製材されます。 


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製材された木材は、風通しが良いように、マンボと言われる長い棒材を、板と板の間にはさみながら積み上げて行きます。 このように積み上げた状態で半年から1年乾かします。 これを天然乾燥と言います。 その後、家具に使用できるようにさらに人工乾燥を行ないます。 百年育った木材をじっくりと乾燥させて使うのです。(つづく)

cosine 星 2004.10.16. 11:25 | | コメント (0)
            

2004年10月17日(日)

動物園に行こ-!

皆さ~ん!

今日は待ちに待った日曜日です。 皆さんはどのように過ごされますか。私は早起きして札幌に行きます。ですから早めに日誌を書いています。 そうそう昨日の日誌の時に、タイトルを「北海道にい紅葉!」としましたら、ウエブマスターからチェックが入ってしまいました。 「タイトルをチェックしてください。」 と・・・、「北海道にい紅葉(いこうよう)!」とすれば、わかりやすかったと反省。 娘に見つかったら「オヤジギャグね。ア・ソー」なんて、言われてしまいますので、内緒です。

皆さんは、旭川の「旭山動物園」を知ってますか?エッ!知らないんですか それは遅れています。 7・8月はなんと上野動物園を上回る入園者があり日本一になったのです。 なぜそんなに人気があるのかと話をすれば長くなってしまいます。 一番は、来て見ていただくのが一番です。 でも残念ながら間もなく冬を前に閉園します。 冬になってからまた開園し、冬の動物を見ていただけます。


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フォト:今津秀邦/カラー工芸社


どうですか、アザラシが筒状の水槽の中で子供を見ています。 これが今年出来ましたアザラシ館です。 1時間待って3分しか見ることが出来ないほどの人気、パンダが日本に来た時のようです。 私なんか笹しか見れませんでした。 大きな水槽の中間に筒状の通り抜ける水槽を作り、周りでそれを見学出来ます。 人が集まってくると、待ってましたとばかり上下から数頭のアザラシが通り抜けて見せます。 その度に拍手喝采です。 このように動物の生きいきとした飼育を見せているのが、人気なのでしょう。 これを行動展示と言うそうです。


 さて、コサインに話を移します。

昨日お伝えしましたように、家具に使用できるまで乾燥された材料を、製材メーカーから購入します。 家具メーカーによっては、丸太選びから製材、乾燥まで行なっているところもあります。 コサインでは、使用するごとに購入しています。 製材には厚みの規格があり、製品に合わせて材料を使い分けます。 年々北海道産の材料が無くなって来たことと合わせて、良質な木材も少なくなってしまいました。 


かつてはミズナラの宝庫といわれていた北海道も全世界に向けて良質なナラ材を、どんどん輸出するための無計画な伐採を続けた結果です。 今は使用する材料の一部を輸入に頼らなければなりません。 


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 そもそも、コサインの始まりは、家具を作る時に出る長さの短い材料や、幅の狭い材料を使ったモノ作りをしようと4名でスターとしました。 つくりたがり屋ばかりで、デザインもままならず、繰り返し試作を行い1点1点製品化しました。 ペンケース、ペン立て、名刺整理箱、掛け時計などを製品化しました。 今思えばとても製品とは言いがたいものもありました。 その積み重ねをして、今年17年目を迎えました。
 

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コサインは、世界一木材を大切にするメーカーを目指しています。 

いよいよここから製材が、つくりたがり屋に、手を加えられながら、生活の道具となって行きます。 今日はここまでです。 
良い休日をお過ごしください。 わたしもそうします。

cosine 星 2004.10.17. 00:34 | | コメント (0)
            

2004年10月18日(月)

霜が降りました。

皆さん、おはようございます。

今朝の旭川6時30分の気温氷点下1.2度でした。 車のボディーもウインドーも霜で真白になっていました。 大屋根の大雪山連峰にも雪が降り積もりました。 今だ霧がかかり見えませんが、きっと画像のような状態だと思います。 こんな日は、1日良い天気になります。 今週もよろしくお願いします。


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一番右手に見えるのが2,990mの旭岳

cosineのこと 4

製品それぞれ違いますが、製品になるまでには数々の工程を経て完成します。 まずは、デザイン決定された図面に添って、製品に必要な材料を準備し加工して行きます。 製品を構成する部材を一つずつ表(木取表)に書き出します。 (厚み・幅・長さ・必要数量)  この木取表に従って製材を加工します。 コサインでは、1ロット多いもので100個(時計など)、形状の大きな物で30台(コートスタンドなど)つくります。 少量ではありますが、全製品在庫は常にあるように心掛けています。 スタッフは、総勢15名いますが、製作に携わる者11名、販売に関わる者4名で日々取組んでいます。


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人の数より機械の数が多いのです。


木取表に従い、正確に仕上がるように厚みと幅は、+5mm長さは、10~15mmの余裕を持って部材をとります。 実際の材料をどれくらい使い切るかを歩留まりと言いますが、50%前後かと予測します。 一つの部材をつくるために、2倍の材料を使用しているのです。 それだけに、木取加工は大切な作業です。


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部材の長さを決める木取作業です。


木取作業の良し悪しで歩留まりや良質な製品が出来るかが決まります。 (つづく)

cosine 星 2004.10.18. 10:03 | | コメント (0)
            

2004年10月19日(火)

旭岳の中腹

皆さんこんにちわ!


今日の旭川の天気も晴れですが、旭岳は見えません。 これからの天気は霜・雨・霰・雹が降ったりしながら冬に向かって行きます。 また、雪虫と言われる羽に白い粉を付けた虫が飛び交いますと、いよいよ雪が来るな~と覚悟を決めます。 その前に、庭にある植木などには、雪囲いをして樹木を雪からまもるのです。 話題の旭山動物園も昨日で閉園し11月3日から冬期の開園となります。 冬の過ごし方を見るのも楽しいものです。 


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旭岳中腹


cosineのこと 5


この機械は、材料の幅を木取る機械で、リップソーと言います。 右に積んである板を希望の幅に切る事が出来ます。 上に丸ノコが中で回転し、下でキャタビラが回転し材料を向こう側から入れて出てきます。 これを繰り返し行い1ロット分の250本作ります。 左に見えるのが、端材です。 木材の淵に当たる部分は、使えません。 こうして出た端材をさらに、細かな部材として使います。 


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製品名:ドレスラックの脚を作っています。


長さと幅を木取った材料は次の加工に移って行きます。 長さのある材料はその前に、まっすぐに削るために反りを直します。 弓なりになった材料を200度の鉄の板で両側から挟みこんで、材料に熱を加えます。 熱が加わったら弓上になった部分を真っ直ぐにします。 このようにして1本でも使用できるように調整しながら使用しているのです。


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機械名:5軸モールダー


ここまで整えられた材料を厚みと幅を決める機械で加工します。昔は1面づつ加工していましたが、今は一度に数面を加工出来る機械が主流です。 コサインで使用しているのは、5つの刃物を付け加工出来る物です。 ですから、4面を削って溝を付けて出てくるなんてことが出来るのです。 そこには匠に機械を使いこなす技術が必要なのです。 勝手に機械が加工してくれるはずはありません。 また、機械を使用することで、コサインの製品のように細かい部材を安全に加工するためにも機械が必要です。  (つづく)

cosine 星 2004.10.19. 10:05 | | コメント (0)
            

2004年10月20日(水)

旭岳の山小屋

皆さんこんにちわ! 

 今年は台風が多い年ですね。 北海道も被害があり、今だ屋根の鉄板を張れないでいます。 材料が足りないそうです。 コサインの向かいの工場は大屋根の鉄板が吹き飛んで、駐車場の車の上に飛来し、20数台包まれてしまいました。 今も大きな台風が北海道目指して来ていますが、皆様もお気をつけください。 


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旭岳山小屋


 何か童話に出てきそうな石作りのお家と言った感じでしょ。 温泉街からロープウエーで山の中腹まで行き、徒歩で30~40分歩いたところにあります。 観光客の方が、身震いしながら登っています。


cosineのこと  6

 昨日のモールダーと言う機械は優れもので、厚み幅を正確に加工してくれますが、その他にも、四角く木取った材料を丸棒に加工してしまうことも出来るのです。 ラック類の丸棒になります。

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四角い材料を機械に入れます。

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丸棒になって出てきました。 凄いでしょう。


 コサインでは、機械とハンドワークを匠に組み合わせて製品を作り出します。  機械を使うことで、良質で安定した製品をロットで作ることが出来るのです。 それの全て人の手と目がなせる技です。 
 さて、このつくりたがり屋さんは、何をしているところでしょう。 板で団扇変わりに扇いでいるのではありません。 テーブルの上に並べた板を、3枚接着しテーブルの天板にするのです。  そのために組み合わせる板を選んでいるところです。


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1枚の天板にするための材料を選んでいます。


 木材は、1枚として同じものはありません。 より近い板を組み合わせて1枚の板に接着します。 このように全て天然木の材料を無垢材と言います。 厚みのある板をテーブルの天板に使う時に、無垢を使うと言います。 無垢材の良さは、自然そのものです。 私たちより長い時を経過した無垢材は、育った環境の中で得た節や傷があります。 これを良さと見るか欠点と見るか、あなたはどちらですか。
コサインは、部材ごとに使い分けるなどして、活かしています。   (つづく)

cosine 星 2004.10.20. 09:08 | | コメント (0)
            

2004年10月21日(木)

旭岳 姿見の池

皆さんこんにちわ!

台風の影響はいかがですか? 京都のショップの方よりメールをいただきました。 夕方5時でショップを閉めて帰りますって、電車が止まってしまうそうです。 見れば見るほど凄いですね。 自然には勝てないなって、感じです。


さて、この画像は旭岳の中腹にある姿見の池に行った時に写したものですが、 柵の向こう側が池になっていて、雄大な旭岳が写った光景が、たまらなく美しいのです。


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誰かが、小さな雪だるまを作って乗せてあるのがわかりますか?


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はい松に降った雪が解けて氷になってしまったのです。


これからは厳しい冬に入ります。 冬の登山者もいますが、スキーも出来ます。 滑ったあとは、麓にある温泉に浸かって帰るのも楽しみです。 


cosineのこと  7

今日は、製品を組み立てるための技法をお伝えします。 まず、無垢材どうしを接着する時に行なう加工として「フインガージョイント」と言うのがあります。 昨日の話の3枚の材料を接着する時にも行ないます。


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ギアの刃のように、ジグザグになっているのがわかりますか。

指と指を交互にからませるように加工して、接着することで1枚板と変わらない強度を得る事が出来ます。 

また、たんす等の箱を組み立てる時によく使われる手法として「ダボ」と言うのがあります。 もちろん、椅子などにも使用されています。

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接着剤がからみやすいように、丸棒の周りに溝が刻まれています。

このダボは、Φ6~Φ12mmまであり、長さも様々で、目的に合わせて使います。  はじめに組み立てたい双方の材料に、ダボに合った穴をあけます。 1方の穴に接着剤を入れ、ダボを入れます。 次に、相手方になる材料の穴に接着剤を入れます。 最後に組み立てて完成です。 


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穴にダボを入れたところです。


これは、ワゴンテーブルをダボで組み立てているところです。 接着剤は、穴だけではなく平らな面にもしっかりと塗らないと壊れてしまいます。 組み立てには、組み立て用のプレスを使い、しっかりと締め付けます。


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ダボが見えますか?


この他にも、製品の部材に合わせた加工方法があります。 その一つ一つが正確に加工されていなければ、良質な製品が出来ません。 (つづく)

cosine 星 2004.10.21. 10:26 | | コメント (0)
            

2004年10月22日(金)

富良野紀行 1

皆さんこんにちわ!

皆さんに申し訳ないくらい台風の影響が少ないのが北海道です。 その分雪がふりますので勘弁してください。 昨年の冬は、今年に入ってからおもいっきりふり、大変な思いをしました。 今年の冬は、その時々の新鮮な画像を皆様に送れるのを楽しみにしています。 してください。

さて、今日からは旭岳にさようならして、皆様ご存知の富良野で写したものを載せます。 これがまた綺麗なのです。

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チーズ工房入口


9月に行きましたのは富良野チーズ工房、周りが緑に囲まれた中に石とコンクリの組み合わせで、建てられ建ています。 


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木陰から見えるチーズ工房

周りは広い公園になっており、肩を寄せ合って座っている男女のカップルあり、家族でお弁当を食べている光景ありでした。 もちろん私は妻と二人で行ってきました。  敷き詰められた芝生の上に、色とりどりの落ち葉が重なるように・・・。 明日載せます。


cosineのこと 7

さて、次の画像はなんでしょう? やたらドリルの刃がありますね。
答えは、昨日のダボ構造の加工に使う錐です。 材料の厚み、長さに応じてダボを決めます。 錐で掘った穴と、ダボの太さとの関係は大切です。 ゆる過ぎず、きつ過ぎず加工するのです。 接着剤を穴に入れて、ダボを金づちで軽く叩き込める程度にするのです。


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沢山あるでしょう


その穴を正確に掘る機械が、下のボーリングマシーンです。 右足でフットペダルを踏むと、上から材料を押さえるエアークランプが降りて来ます。 降りたのを確認し、前方から先ほどの錐を取り付けたモーターが回転しながら前に進んで穴をあけます。

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穴を加工中です。


この加工精度が、製品が正確に仕上がるかどうかを決めます。 とても神経の使う仕事です。この他にも家具の部品を作る機械が沢山あります。
 下の機械は材料の周りの面を取る機械その下は、長さなどを切る機械です。 どの機械も刃物を回転させて、木材を加工します。 これを切削と言います。 
 常に危険と背中合わせで仕事をしています。 そのために、安全には充分気を使いゴーグルや補助具を使用します。 寝不足、二日酔いはとんでもありません。 安全第一、生産第二です。

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ゴーグルをかけ補助具を使い材料を削ります。 刃物と木屑と共にです。


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ノコの刃は回っているのです。

鶏の足のような、赤い色した手ではありません。 ゴムの付いた手袋をはいています。材料が滑らないようにしっかりと抑えるためにです。 


 一方刃物を使った機械ばかりではなく、紙ヤスリを使った機械もあります。 これを研削と言います。 ロール上にした紙やすりを回し、そこに材料を通し滑らかに仕上げます。 昔ですと手で使う鉋(手鉋)で鉋屑を出しながら削ったのです。 今はこのような機械を使うことで、加工時間が短縮され、仕上りも滑らかです。 手鉋はそれなりの良さもありますが、コサインでも使う場面がありません。 

1610227.jpg ワイドベルトサンダー

機械の中に、幅600mmのロールの紙ヤスリが回転しています。 そこに材料を通して表面を平滑に仕上げます。 このような機械のおかげで均一な製品が出来上がるのです。 機械と手が織成す技です。  (つづく)

cosine 星 2004.10.22. 08:55 | | コメント (0)
            

2004年10月23日(土)

富良野紀行 2

皆さんこんにちわ!

待ちにまった週末が来ましたね。 皆さんは、どのように過ごされますか。 コサインも土日と二日間お休みをいただきますが、全国のお取扱店で、コサイン製品をお買い求めいただけます。 製品についてのご質問がございましたら直接コサインにどうぞ。

さっそくですが、富良野チーズ工房の風景を見てください。 芝生の上に乗ったモミジの黄色い落ち葉が綺麗でしょ。 こんな光景が回りにあちらこちらに見られます。

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広々とした芝生が回りに広がり、要所要所に丸太のベンチが置かれています。 年代物のトラクター見えますか。


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黄色いモミジの葉っぱが重なってじゅうたんのようです。

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加工の中で、正確に長さを決めるとか、部材の一部を切り落とすと時に必ず出る木っ端(こっぱ)。 通常であればボイラーの燃料として燃やしてしまうのですが、コサインではこの木っ端を生かし、数々の取り組みをしています。


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こんな木っ端が日々出ます。良質なメープル、ナラ、ウオルナット材の木っ端ですから風合いもあり手触りも最高です。  同じ物が無く不揃いなところがこれまた最高。


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夏休みに群馬のお店で、この木っ端を使い、イベントをおこないました。 ベニア板にコサイン製品で使用している時計のムーブを付けた物と、大量の木っ端を用意し親子の時計作りを、行ないました。


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これ凄いと思いませんか? 色を付けて、右上から春のちょうちょ、下に行って夏の花火、左に行って、秋のぶどう、上に行って・・・そうです冬の雪だるまです。 小学校高学年の女の子が作りました。 この他にもたくさん力作がありました。 


また、近隣の幼稚園保育園などでも活用していただいております。 さらに小学校の図工の授業にも取り入れられています。


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これは、筑波大学附属小学校の図工の学習に使用している授業風景です。子供たちが教室いっぱいに、木っ端を広げています。


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その時々に出る木っ端ですから、何が入っているかわからないところが、楽しいところでもあるようです。 大きいのやら長いのやらあります。 この時は、引出しのつまみを外注先さんより使用しないのでといただきました。 子供たちの発想力には脱帽です。 大人ですと、どうしても固定観念から入るものですから、進みません。 その点子供たちは、次々に並べたり積み上げながら、壊したり積み替えたりし、見る見る良くなって行きます。 


今コサインでは、この日々出る木っ端を「こっぱっぱ」言う商品名で袋に詰めて販売しています。


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袋もオーガニックコットンを使うなど、こだわりました。 中には木っ端が重さで1500g前後入っています。 価格は¥2,300円+消費税です。 お近くのお店でお尋ねください。 コサインのHP上で、紹介させていただいております専門誌でも取扱っていただいております。 
 これら木っ端で売り上げた売上金の一部を緑を育てるために活用しています。 実は明日、コサインも加入している旭川家具組合の行事で植樹祭が開催されます。 その時にコサインも苗木を買い植樹します。 (後日報告します。)
百年後には家具に使用できる木材に育っていることでしょう。 今から子孫の代のために行なっておかなければ、何も残す事が出来ないですね。
皆さんも木っ端で楽しんで見ませんか?   (つづく)

cosine 星 2004.10.23. 11:31 |
            

2004年10月24日(日)

富良野紀行 3

皆さんこんにちわ!

昨日は平地にもみぞれ雪が降りました。 寒さも一段と厳しくなって来ましたね。 今日は、旭川家具工業組合による植樹祭が開催されます。 木材を使用するだけでなく、その分育てようと1ヘクタールに2,000本の広葉樹を植樹します。 家具として使用できるのが100年後です。 子孫の時代まで成長を楽しめます。 後日報告しますね。
 今日も富良野を紹介します。 スキーツアーなどで良く聞く富良野スキー場の麓に富良野プリンスホテルがあります。 そのホテルの向かいにある「にんぐるの里」というログハウスで建てた小ぶりのお店が建ち並んでおり、それぞれ商品を販売しています。 観光客の方が必ず訪れる場所です。


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この美しさは、言葉にならない・・・

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北の国からのロケ地としても使用されました。「ニングルの里」


cosineのこと 9

コサインではもう一つ、材料を使い切る事として、加工する際に出る、ノコ屑、カッター屑と言った、とても細かい木屑も活用しています。 定期的にトラックで、この木屑を牛を飼っているところに運び、牛の敷き藁として活用しています。 言うまでも無く使用した木屑は回収し野積みにします。 それが熟成し畑の土と共に自然にもどされ、作物の肥料となります。 ですから全てリサイクルされているのです。

 さて、機械加工されたものは、それぞれに組み立てられ仕上げられます。 コサイン製品はノックダウン製品(組み立て式)が大半です。 一番は万が一壊れてもその部分を取り替えればさらに使用していけるメリットと梱包の最小化を図れる利点があります。 枠組みをするもの、パーツにする物とあります。


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テーブルの天板の細かな部分を紙やすりを使い手で仕上げています。 枠の内側には硝子が乗せられます。 最後は、手と目により仕上げて行きます。


さて、今日の? この道具はどのように使用すると思いますか

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答えは、無垢材で作るオーダーテーブルの加工に使用します。 コサインでは小ぶりの製品を製作するほかに、オーダーテーブルも製作しています。 前回お伝えしました無垢材を使った天板を作ることも出来ます。 それも、お客様が希望されるサイズの天板を月に、10~20枚作っています。 沢山の材料の中から、似た物同士を集め希望サイズの天板を作る事は、沢山の機械と技術が必要です。 その天板を仕上げて行くための手で持って使う工具です。 


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右下の機械がジグソーと言って、ノコ切りと同じ仕事が出来ます。 右上は、反り台鉋と言って、平らな面を曲面に仕上げる事が出来ます。 ジグソーの左に並んでいる機械は、エアー彫刻機です。 空気の圧力を振動に変え、先に付いているのみの刃を振動させ板を削る事が出来ます。 いずれもこの天板の、両サイドを樹木の皮を外した時の表情に仕上げるための機械です。 1台1台、お客様の希望するサイズにこのような手工具を使い仕上げて行くのです。 皆様の希望するテーブル作れます。 ご連絡ください。

次に、これら機械加工、仕上げられた製品を塗装します。 コサインでの塗装は、植物性オイルを使用しています。 ひまわり、ナタネ、アマニなどから採れた油です。 オイル塗装は、木本来の味を損なうことなく仕上げられるのが特徴です。 もちろん化学性塗料も使用していますが、こちらは爪にマニキュアを付けたごとく、木材の表面をコーティングしてしまいますので、木本来の良さが損なわれてしまいます。


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化学性塗料の良さは、木がコーティングされますので、汚れが付き難い良さがあります。 その点、オイル塗装はコーテングされていませんので、日々のメンテナンスが必要です。 また、木が常に呼吸していますので、温度、湿度には気配りが必要です。 使い勝手を選ぶか、素材の良さを選ぶかは皆さんです。 コサインではどちらの塗装も出来ます。 
あなただけのオーダーテーブル作りませんか。  (つづく)

cosine 星 2004.10.24. 08:30 | | コメント (0)
            

2004年10月25日(月)

富良野紀行 4

皆さんこんにちわ!


今日で富良野の風景は終わりです。 ほんの一部を見てもらいましたが、この他にもラベンダー畑や、ワイン工場など沢山あります。 機会がありましたら、またご要望がありましたらお伝えします。

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富良野プリンスホテル駐車場脇の紅葉です。

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木陰から写したゴルフ場 

私はゴルフをしませんが、今年はご近所のご夫婦に誘われて、パークゴルフを始めました。 クラブ1本とゴルフボールの3倍もあるようなボール1つで楽しめます。 コースも様々ですが、ゴルフに近いルールで回ります。 こんなもの私にだって・・・思い上がった考えで参加しましたら、大恥をかいてしまいました。 人の倍も打ってしまうのですもの。 現役を終えた60~80代の方がパークゴルフのバリバリ現役です。私などは、はなたれです。 くやし~い!


cosineのこと 10

いよいよ塗装された製品に金具を付け梱包し完成です。
コサインでは常時、カタログ、ホームページに載っています製品は在庫しています。 ご注文いただきましたら数日後には、お手元にお届け出来ます。 全国にコサイン製品を取扱っていただいておりますお店も沢山あり、ホームページではショップリストとして掲載しています。 どうぞお近くのお店でコサイン製品を手にとってご覧ください。 お近くに無い場合は直接ご質問をお受けいたします。


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金具付け

それぞれの部品に必要な金具を取り付けます。 また、必要な金具を袋詰めし梱包の際に入れます。 金具の数量が多くなるときには特に数に気をつけていますが、人の作業することですから、時には多かったり少なかったりして、ご迷惑を掛けることも年に幾度かあります。ごめんなさい。

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取扱い説明書

それぞれの製品には、取扱い説明書が入っておりますので、御買上げいただきました際は、組立て方から、使用上のお願いまで記載しておりますので、必ずお読みください。 一緒に、時計であれば1年間の保証書が入っておりますので、大切に保管してください。 さらに全製品に入っていますのが、ユーザー登録ハガキです。 御買上げいただきました方に、簡単なアンケートにお答えいただき50円切手を貼ってお送りいただくものです。 登録いただきました方には、カタログの送付からDM、その他にプレゼントも当たるかも・・・これらの特典を1年間に限り無償でお送りいたします。 
なお個人情報に付きましては、慎重に管理運営しますことをお約束いたします。 1年経ちました時点で、継続の確認をさせていただいております。


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梱包作業

いよいよ必要な取り付け金具、取扱い説明書を入れて梱包します。 運送途上で破損する事も考え慎重に梱包しております。

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在庫管理

それぞれの製品を製品倉庫に在庫品として置き、皆様のご注文を待っております。 このようにして、製材から製品までかいつまんでお話をしました。 語れば長くなります。 こんなこと、あんなこと、お聞きになりたい事がありましたらお知らせください。
(つづく)

cosine 星 2004.10.25. 09:05 | | コメント (0)
            

2004年10月26日(火)

植樹祭

皆さんこんにちわ!


 北海道の最近の天気予報に雪だるまマークが出るようになりました。 朝の気温も氷点下になります。 季節の変わり目は体調を壊しやすいのでお気をつけください。
 私の自宅の近くの公道と並んで「せせらぎ通り」と言うのがあります。 夏には小川のように水が流れ、子供たちが水遊びをしています。 私は、愛犬と共にランニングのコースとして使っています。 


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ナナカマドの樹木

そこには、四季折々の木々、草花が咲きます。 ナナカマドは、旭川の木で街路樹としても沢山植えられています。

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ナナカマドの実

旭川の中心部には、それは大きなナナカマドが立ち並び、冬にはイルミネーションが施され、人々は癒されます。 ところで、ナナカマドと言う名前の由来をご存知ですか?
 それは、七度釜戸に入れても燃えにくい木だと言われるところから、ナナカマドとなったそうです。 実は小鳥たちの冬の餌になります。

 さて、24日の日曜日に開催されました植樹祭の様子をご覧ください。

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1ヘクタールの土地に植樹

前日は、霰が降ってとても寒かったので、中止になるのではないかと心配しましたが、とても良い天気でした。 旭川家具工業協同組合主催のはじめての植樹祭でしたが、160名の社員、関係者が参加しました。

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植樹の様子

コサインでも大人12と子供1が参加しました。 参加者全員で、1ヘクタールに2000本のドングリの木の苗木を植えました。 普段スコップを持って穴を掘るなどありませんので、悪戦苦闘しながら植え込みました。

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記念写真

 1時間半で2000本の苗木を植え込む事が出来ました。いくら植えたものか、忘れてしまうぐらい夢中になっていました。 最後に皆で集まり「はい、チーズ」。


 植樹を終えたあとは、北海道の野外での定番、「ジンギスカン」です。

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皆でジンギスカンをつっついて

肌寒い中でしたが、心地良い汗をかいた後のジンギスカンは、美味しかった! 各社まとまって鍋を囲んで、楽しい一時を過ごしました。 ちゃっかりビールを持ち込む会社もありでした。 
この植樹祭4年間続ける予定です。 4ヘクタールの土地に8000本の苗木を植えるのです。 (つづく)

cosine 星 2004.10.26. 09:15 | | コメント (0)
            

2004年10月27日(水)

イタヤカエデ

皆さんこんにちわ!
今日の旭川は、薄っすらと雪が降積もっています。 本格的な冬はこれからです。
この日誌もしばらくお休みです。 明日より出張に出かけます。 そ知らぬ顔で、書き貯めておいて小出しにすることも出来ますが、嫌いなのでやりません。 今年は2月に九州から始まり今月は東北方面に伺って、ほぼ全国を回りきったことになります。 

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花文字のCがわかりますか


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cosineのこと 11

昨日は、植樹祭についてお伝えしました。 皆さん次の写真の木の芽は、何の木の芽だと思いますか、


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そうです。イタヤカエデの芽です。これは、昨年伺いました鈴木木材さんで収めた画像です。 コサインで使用しているイタヤカエデ(メープル)を製材していただいているところです。函館からさらに数時間、車で向かった先にある檜山郡厚沢部町の木材会社です。


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快く迎えていただき、さっそく鈴木さんの車に乗り換えて、山を案内してもらいました。地元の製材メーカーでも、山を買い取り樹木を守る運動をしていました。 山には数百年経った木々が沢山ある中で、鈴木さんからお話を伺いました。 元来木は自然に生えてくるそうです。 実が落ちて、動物に踏まれたり動物にくっついて運ばれたりしながら土に落ちて芽がでるのです。 


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左手が鈴木さん、右手は木材メーカーの方です。


工場に帰り見学をさせていただきました。 木材の伐採時期は冬です。 木材の中の水分が地に帰った時に切ります。 


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貯木場


伐採された丸太は枝葉を落として、製材工場に持ち込まれます。 このように無造作に置かれていますが、乾かないようにスプリンクラーで水をかけ乾かないようにしています。


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製材機械


丸太は、始めに木の皮をむきます。 後に機械で規格サイズの厚みに製材されます。 そして、風通しの良い場所に積み自然乾燥を6ヶ月間行ないます。


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積み上げられたイタヤカエデ材


その間も、数週間ごとに積み替え、平均に乾燥するように手間をかけます。 イタヤカエデ材は、落葉広葉樹です。 白っぽい色と絹のような光沢。きめ細やかな木肌が魅力で、ひじょうに硬い素材で粘りもあり割れにくい。 日に触れて時間が経過すると独特の飴色に変化します。 ピアノのなどの楽器にも広く使用されるほどの良い素材です。
コサインは、そんな魅力にひかれイタヤカエデを使用し製品を作っています。
(つづく) 次回は11月5日に。

cosine 星 2004.10.27. 09:50 | | コメント (0)